2019/02/21
千葉経済大短期大学部の2月13日付ホームページによると、千葉大学教育学部附属小学校3年生の児童103人が2月8日、同学園キャンパス敷地内にある千葉県有形文化財「旧鉄道連隊材料廠(しょう)」の見学で来校した。建物などの説明は、千葉市立博物館協議会委員で社会教育に造詣の深い萩原司先生が担当。
「旧鉄道連隊材料廠」は、列車やレールなどの修理工場として明治41年に建てられ、千葉県内でも数少ない明治期創建の大規模なレンガ建築の一つ。昭和60年から同学園の所有となっている。2011年の東日本大震災の影響で現在は建物内部には入ることができない。
見学する子供たちは列車が入ってきた方向に歩をすすめ、たどりついたのは同短大の南側通用門。萩原先生は外の道路へも線路が続いていたと説明し、「線路はその後どうなったのですか」「どうしてこの辺に修理工場が建てられたのですか」など子供たちからの、探究心・好奇心たっぷりの質問にも一つ一つ丁寧に答えていた。