NETWORK NEWS

三重大:鳥羽市立「海の博物館」に「海女研究センター」開設、伊勢志摩の文化を研究

2018/03/25

 三重大は3月25日、三重県鳥羽市の市立「海の博物館」に「海女研究センター」を開設した。これを報じた毎日新聞(3/25)によれば、海女に関する資料を豊富に持つ同館を拠点に伊勢志摩の文化を研究し、市民向けに「海女学」講座も開く。海女文化が残る韓国の大学とも交流する方針だ。三重大が同県内に展開する「地域拠点サテライト」の1つ。

 同館の資料を研究センターが分析・整理しデジタル化も進める。学生のインターンシップや学芸員実習にも活用する。同館で25日開かれた三重大主催のシンポジウムで、同大は「伊勢志摩地域に根付く海女文化を学問として深めたい」とした。

 

一覧に戻る