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　島根大は8月21日、来春に予定している理系の学部・大学院研究科の改組が、文科省から認められたと発表した。これを報じた朝日新聞（8/22）によれば、学部では基礎学力の強化を重点に置き、大学院は、地域の企業や自治体が求める分野の人材育成をめざすという。

　現在5学科ある総合理工学部は、ＩＴ分野における人材の需要に応じて、数理・情報システム学科を数理系と情報系の2学科に分割するなど、7学科とする。入学定員400人。現在4学科9コースある生物資源科学部は、環境分野や農業の6次産業化などを扱う新設6コースを含めた3学科12コースとする。入学定員200人。この2学部10学科に対応する大学院は自然科学研究科に一本化し、理工学・環境システム科学・農生命科学の3専攻とする。