2017/07/07
国立の香川大は7月6日、文科省に設置申請していた2018年度スタートの大学改革4点のうち、創造工学部設置と経済学部改組について、大学設置・学校法人審議会(設置審)を経て認める内示があったことを発表した。これを報じた産経新聞(7/7)によれば、文科省に設置報告書を提出し、学生募集活動を行う。
新学部の創造工学部は改革の柱。入学定員は330人。従来の工学部は4学科からなっていたが、1学科にして「造形・メディアデザイン」「建築・都市環境」「防災・危機管理」など7つのコースに分けている。新たな価値を創造するデザイン思考能力と、リスクを管理するリスクマネジメント能力を併せ持つ次世代型工学系人材を養成するのがコンセプト。新分野の人材育成を強化する。
全国の国立大医学部で初めての臨床心理学科設置、希少糖を核とした大学院農学研究科の改組の2点については引き続き、審査を受ける。