2019/03/19
松山大の3月4日付ホームページによると、平成30年度「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」全国決勝大会(主催:社会人基礎力協議会、共催:経済産業省)が2月19日、拓殖大・文京キャンパスにて開催され、出場した同大の経済学部経済学科・松本直樹教授ゼミのチームが準大賞に選ばれた。
「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」は、大学生がゼミ・研究室単位で、授業を通じてどれだけ社会人基礎力が伸びたかをチームで発表し、その成長度合いを競うプロジェクトで、平成19年度から開催されている。平成30年度は全国6地区から55チームが参加し、当日は各地区予選大会を勝ち上がった8チーム(北海道・東北1、関東2、中部1、近畿2、中国・四国1、九州・沖縄1)が発表を行った。同大経済学部経済学科チームは、「地域ファンドによる資産形成と地域活性化を結びつけるプロジェクト」というテーマで、ゼミ・授業で学んだ金融の知識や、投資資金をどのような組み合わせによって投資すべきかを経済学的に分析した「ポートフォリオ理論」を活かしながら、個人の投資を通じて地域活性化を探る方法についてプレゼンテーションを行った。
出場した同大学生は、「プロジェクトを通して、先生を頼りにしていた行動パターンから脱却し、私たち自身が主体的に活動し成果を得ることの大切さを学んだ」などの感想を述べていた。