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　文科省は10月16日、2018年度からの私立大医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧を公表した。これを報じた総合情報のリセマム（10/17）によれば、2018年度の医学部入学定員は9419名と、2017年度の9420人より1名減少。研究医枠と歯学部振替枠の増員はない。学則変更認可の申請を行ったのは、岩手医科大、自治医科大、埼玉医科大、順天堂大、日本医科大、関西医科大、兵庫医科大の私立大7校。2017年度からの実質的な増加は12名で、地域枠による定員増316名の中に含まれる。

　医学部の入学定員については、2007年度から2018年度までに、臨時定員1010名および恒久定員544名（新設による増員を除く）の計1554名の増員が行われてきた。そのうち、「医師確保総合対策」と「緊急医師確保対策」による臨時定員317名については、2017年度で終了するところだったが、2019年度まで地域枠として再度の定員増を行うことが可能となった。2018年度の地域枠では49大学316名増の予定で、そのうち再度の定員増によるものが304名、それ以外の定員増が4大学12名だった。