2017/02/21
静岡産業大は2月20日、2017年8~9月ごろをめどにJR藤枝駅南口の複合商業施設「BiVi藤枝」に、新キャンパス「藤枝駅前キャンパス」を設置すると発表した。これを報じた静岡新聞(2/21)によれば、新キャンパスが進出するのは同施設1階の予定で約800平方メートルになる見通し。教室のほか、ゼミ室、学生の交流や活動スペースなども設置する。
同大と市が「産学官連携推進センター」も設置する計画で3月末に同大や藤枝商工会議所などが設立を予定する「藤枝ICTコンソーシアム」の事務局や活動拠点としても活用する。市は同ビルを駅南図書館や映画館などと合わせて「教育・文化の拠点」として位置付けて誘致活動を続けてきたが、同施設1階の空き店舗が課題となっていた。市は大学立地を支援するため2017年度当初予算案に650万円を計上する。また、同大は3月にSBS学苑藤枝校と包括連携協定を結ぶ予定で、新キャンパスを同校の拠点の1つとする方針。社会人向けのICT(情報通信技術)関連講座を主に行う。