2017/01/04
2016年1月から学校法人の合併に向けて協議を進めていた岐阜経済大(大垣市北方町)と大垣女子短期大(同市西之川町)は、各大学を運営する学校法人を統合し、2017年4月から新法人「大垣総合学園」として船出する、と岐阜新聞(1/4)が報じた。同紙によれば、1月半ばにも文科省の認可が下りる見通し。大学自体の統合は先送りとなったが、今後、大垣女子短大の看護学科(3年制)を4年制大学にする構想もあり、大学改革を本格化させる。
岐経大が創立50周年を迎える今年、西濃地域の学園都市構想が大きく動き出す。少子化で大学間の学生獲得競争が激しさを増す中、経営基盤を強化して互いの専門性を生かした改革に踏み切ろうと、両大は昨年1月に合併協議のテーブルに着いた。大学自体の統合は先送りとなったが、新たに大垣女子短大の看護学科を「大垣女子大学」として4年制大学化する構想が浮上した。